「イシカワは燃えていた」フランス撃破の立役者、石川祐希を仏地元紙も称賛「反乱を引き起こした」【男子バレー】
33得点を挙げてチームを牽引した石川に賛辞が贈られた(C)Getty Images
バレーボールネーションズリーグ（VNL）で男子日本代表は6月22日、フィリピン・マニラで行われている予選ラウンドでフランス代表と対戦。日本は2セットを先取されるも、そこから3セットを奪い返しフルセットの末、逆転で劇的な勝利を挙げた。日本の今大会の対戦成績はこれで8勝3敗となった。
【動画】石川祐希、驚異の33得点！ 日本の劇的フランス撃破のハイライト
前日にオランダをストレートで破りフィリピンラウンドでの初白星を挙げていた日本は、東京五輪金メダルのフランスを相手にしても勢いで上回った。
第1セットを17-25、第2セットを19-25と連続で落とすも、そこから日本は反撃に転じた。第3セット、いきなり5連続ポイントで主導権を握ると、その後も石川祐希を中心にポイントを重ね、最後は25-16で3セット目を奪う。第4セットは点の取り合いとなり、まさに一進一退の展開が繰り広げられた中、23-23から宮浦健人の強打がブロックを打ち破り、フランスの攻撃も凌いだ日本が25-23でこのセットも獲り、ついにセットカウントで並ぶことに。
最終第5セットも日本の攻撃の手を緩めず、石川、宮浦のスパイク、サービスエースなどで中盤までにリードを広げた。最後はまたも石川がスパイクを決め15-10で日本が制し、見事な大逆転劇を演じた。
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