男子バレー、ベスト4目前もイタリアに惜敗 エース石川祐希が復活、髙橋藍が攻守で躍動も決勝T敗退【パリ五輪】

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 第4セット、もう一度スイッチを入れ直したい日本は、序盤にイタリアにリードされてリズムを崩される。それでも髙橋藍が連続得点で流れを呼ぶ。劣勢から西田のサービスエースが決まると、タイムアウト明け、13-15から石川のスパイクで1点差。西田の強烈なスパイクで食らいつく。石川に代わり大塚達宣が投入されると、髙橋藍がスパイクを決めるなど得点を挙げる。石川が再びコートに戻り、さらに髙橋藍もサービスエースを決めて逆転。終盤、イタリアに再び逆転を許したが、最後は髙橋藍のスパイクが止められ、26-24で連取された。

 勝負の第5セット。会場に「ニッポンコール」が起こる中、果敢に攻める日本。西田のスパイクで3-3の同点。再び1点リードされるが、髙橋藍の高さのあるスパイクが決まり、西田がまたスパイクで6-4と2点をリード。流れを引き寄せると、ミドルブロッカーの小野寺太志もスパイクを決めた。先に10点目を入れたが、終盤は大接戦となり15-17でこのセットを奪われ、敗れた。

 予選では万全ではなかった石川が復活。髙橋藍も攻守で貢献した。最後は総力戦もイタリアの力に屈した。52年ぶりの金メダルを目指して戦った日本だったが、決勝トーナメント敗退が決まった。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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