「本当に息詰まる試合」世界女王トルコを焦らせた速攻 粘った“火の鳥NIPPON”に敵紙も感嘆「勝負は分からなかった」【女子バレー】
とりわけ日本が中盤までリードしていた第2セットは衝撃的だった。「スコア以上の接戦で手に汗握る展開」とする同紙は「日本がアヤ・ワタナベ(渡邊彩)、アリサ・イノウエ(井上愛里沙)を中心に得点を重ねていく。トルコもバルガスがアタックを決めるが、日本は3連続得点で3点差とし、トルコにたまらずタイムアウトを取らせた」と苦戦を認め、こう記している。
「このセットを落としていたら勝負は分からなかった」
結果的に敗れたが、世界一の実力を誇るトルコに食い下がったのは自信にしていいはず。勝者が残り1枚の五輪出場切符を手にできるブラジルとの一騎打ちは、“火の鳥NIPPON”(日本女子バレー代表の愛称)にとって文字通りの大一番だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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