日本、決勝T進出も強豪相手に“真価”が問われる 石川祐希「しっかり勝ち切る準備を」負けられない戦いへ決意【パリ五輪】
フィリップ・ブラン監督は試合後、『NHK』で放送されたインタビューでこの日の一戦を振り返り「3セット目はリズムを変えて、初めにリードできたことがセット取得につながった」とし、「西田選手に関してもハイボールを含めてスパイクでたくさん点を取ってくれた。非常にいい活躍をしてくれた」と称えた。決勝トーナメント進出が決定したが「これからはトーナメントで一発勝負が続く。戦い続けるだけです」と、締めくくった。
キャプテンの石川は米国について「サーブもよく、ブロックディフェンスも効果的にプレーできていた。そこの質は僕たちは良くなかった」と反省し、決勝トーナメントへ向けて「次の試合が重要。負けたら終わりなので、しっかり勝ち切る準備をして臨みたい」と決意した。
1次リーグは突破したものの、決勝トーナメントは負けられない一戦が続く。この日の米国も含め、52年ぶりの金メダル獲得を目指す上で強豪相手にどう打ち勝つか、真価が問われる戦いとなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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