リバプールはなぜ遠藤航の獲得に動いたのか?英メディアが説く“レッズの狙い”「エンドウは短期的な解決策」
まさしく急転直下で決定的となった移籍は、現地メディアにも小さくない驚きを提供した。英メディア『The Analyst』は「30歳のエンドウはヨーロッパの主要リーグで、上位争いをするクラブでプレーしたことがない。そのため、この獲得は眉唾ものであり、数日前まで、リバプールが獲得を狙っていた選手と比較した場合には、驚かれる理由も理解できる」と指摘。そのうえで、世界屈指というべき名門の狙いを読み解いた。
「ここ数か月でクラブが失った多くの資質を補うためのオプションとしては、かなり理にかなっている。そしてエンドウがリバプールにとって短期的な解決策なのも明らかだ。クロップは移籍市場が閉まる前に、もう一人は守備的MFを加えたいと考えているとも囁かれているが、仮に追加の補強がなくても、昨シーズンに印象的だった有望な若手であるステファン・バジェティッチの成長の妨げになることも理論上はない」
ブンデスリーガで声価を高めた実力と、リバプールのスカッド状況が合致した電光石火の移籍。はたして、遠藤はレッズ(リバプール愛称)でいかなる活躍を見せるか。30歳で迎える新たな挑戦は大いに注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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