マンC攻撃陣を苦にせず高評価! 攻守で“仕事人”ぶり発揮の遠藤航に地元紙も垂涎「デ・ブルイネの前進を邪魔した」

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デ・ブルイネとの攻防も危なげなくこなした遠藤。その働きぶりは現地でも高く評価されている。(C)Getty Images

 プレミアリーグの覇権を争う天王山で、日本代表MFが存在感を発揮した。

 現地時間3月10日に開催されたプレミアリーグ第28節で、遠藤航を擁する首位リバプールは、2位のマンチェスター・シティと本拠地アンフィールドで対戦。互いに一歩も譲らなかった首位攻防戦は1-1の引き分けに終わった。

【動画】アンフィールドが沸いた! 遠藤航のプレミアリーグ初ゴールをチェック





 23分にCKから先制を許したレッズだったが、50分にアレクシス・マカリステルのPKで同点とすると、その後は猛攻を仕掛けるが、逆転ゴールは奪えず。勝点2を失う形となり、同勝点(64)で並んだアーセナルを得失点差で下回り、2位に後退した。

 随所でハイレベルな争いが展開された一戦で出色のパフォーマンスを披露したのが、遠藤だった。コンディション不良から先発復帰した3日前のスパルタ・プラハ戦(5-1、ヨーロッパリーグのラウンド16第1レグ)に続いてフル出場を果たした31歳は、中盤での潰し役と最終ラインから前線への橋渡し役として存在感を発揮。対峙もした敵司令塔のケビン・デブルイネと繰り広げた迫力満点の攻防は、ゲームの見どころともなった。

 この試合における遠藤がいかに際立っていたかは、数字が如実に物語る。守備的な部分で言えば、タックル成功率100%(4/4)、空中戦勝率100%(2/2)、デュエル成功率も90%(6/7)とハイアベレージを記録。攻撃面でもパス成功率96%、1度の決定機創出を叩き出し、いわゆる“つなぎ役”を完璧にこなしたと分かる。

 世界トップクラスのタレントを相手に、自らに与えられたタスクをやり切り、リバプールの公式が厳選するマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。そんな遠藤には地元メディアも、ただただ賛辞を贈る。

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