「活力も感じられない」下位に痛恨敗戦のリバプールに酷評 前半で交代の遠藤航にも辛辣な評価が
現地メディア『Dally Mail Online』はこのゲームでの個人選手の採点において、遠藤には10点満点中で5点を与えており、「シェフィールド・ユナイテッド戦を怪我で欠場して以来、見た目は変わっていない。またも苦戦し、インターバルで退いた」と指摘。本来の動きを取り戻せていないと論じている。
また、専門メディア『This is Anfield』でも、「エンドウは素晴らしい選手であったが、他の選手と同様、この数週間が彼を苦しめたようだ」と疲労が原因であるとして、「この31歳は序盤の45分間、ボールを失い続け、活力も感じられないショッキングなプレーを見せた。ハーフタイムでの交代は正しかった」とやはり、苦言が並ぶ評価となった。
さらに同メディアによる、ユルゲン・クロップ監督への見解では、「クロップにとって試練の1週間だった」と過密日程を強調する一方で、「伝説になりそうだった今シーズンは、今や崩壊の危機に瀕している。クロップが無様な姿で去るのを見るのは残酷なことだ」などと綴っている。
この試合の3日前にはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でアタランタにも0-3で完敗しており、さらに第2戦もミッドウィークに行われる。今後も、厳しいスケジュールが続く中、リバプールはどう立て直すのか。そして、ここ数試合でプレーの精彩を欠いている遠藤にとっても、今後のゲームは真価が問われる戦いとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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