リバプール、痛恨のドローで優勝争いから後退 2試合ぶり先発の遠藤航も厳しい評価「歯車が狂ってしまった」
2試合ぶりにスタメンに名を連ねた遠藤は、79分までプレーし交代でベンチに下がっている。この日もアンカーとしてプレーし、相手ボールには激しく身体を張り、攻守のつなぎ役もこなしていたものの、現地での評価は決して高くはないようだ。
英サッカーサイト『90MIN』では、「ワタル・エンドウは今シーズン、リバプールで素晴らしい活躍を見せているが、このベテランMFはここで歯車が狂ってしまった」と印象を綴っており、また「守備をカバーできなかった」として、相手のエドソン・アルバレス、トマーシュ・ソーチェクの両MFへの対応が疎かになったなどの指摘もみられる。
さらに、国内メディア『Give Me Sport』でも10点満点中での「5」と評価しており、「30分には、ウェストハムのエリア内でモハメド・クドゥズへの無用なファウルを犯した。ここ数試合、調子が上がらず、今日もその延長線上だった」などとプレーを振り返っている。
ユルゲン・クロップ監督は試合毎にスタメンを替えながら臨んでいるものの、疲労の色も濃く、多くの選手が精彩を欠いているリバプール。この日の結果により、3つ巴の優勝争いにおいて、いよいよ崖っぷちに立たされることになった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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