遠藤航、代表戦フル出場も「満足はしていない」 リバプールでの出場減に現地が懸念「序列が下がっているのは明らかだ」
遠藤の実力は間違いない。クラブの出場機会を増やしたいところだ(C)Getty Images
日本代表の遠藤航は11月18日のボリビア代表戦でフル出場を果し、3-0の勝利に貢献した。シーズン開幕後、リバプールで故障にも見舞われたため、9月の米国遠征以来となる代表戦のピッチに立ち、これまでと同じくキャプテンマークを巻いてチームを牽引した。
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ボリビアとのゲームで守備的MFとして先発した遠藤は、先制点の起点にもなるなど攻守で躍動。リバプールでは満足に出場機会が得られない中で、久々に90分間のプレーとなったこの日、遠藤は試合を通して存在感を示していた。
だが、試合後の遠藤は取材の場において、自らへ向けた厳しいコメントを発している。森保一監督が日本代表で指揮を執った通算100試合目のゲームでの白星だったものの、キャプテンの言葉は喜びを表現するものばかりではなかったようだ。
リバプールメディア『THIS IS ANFIELD』が公式サイト上で遠藤のコメントを伝えた。
「節目の試合だったので勝てて良かったとは思いますが、完全に満足しているわけではありません。まずはクラブに戻って全力を尽くし、3月に皆さんに良い姿で再会できるように全力を尽くします」
次回の代表戦に向けその様に語っている遠藤のコメントを紹介する同メディアは、クラブでほとんど出場できていない現状や、代表での若手選手の台頭などを振り返り、「この状況は32歳にとって間違いなくフラストレーションの溜まるものだ」などと指摘する。






