【侍ジャパン】12球団の監督が憂慮する「WBC燃え尽き症候群」とは

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 国際試合の取材経験が豊富なスポーツ紙の記者も、こんな話をしてくれました。

 「準決勝以降はマイアミが舞台になる。マウンドの硬さや気候、張り詰めた緊張感の中での長い移動など、通常とは違った状態でしびれる試合に臨み、終わったらすぐにペナントレースの開幕を迎えます。心身へのストレスは想像以上です。もちろん、それを上回る歓喜や経験はプライスレスですが、侍戦士とはいえ生身の人間ですから、ケガや不振のリスクを伴います。大会後は心身のケアを入念に行う必要があるでしょう」

 あの天才打者・イチローさんでさえも2009年のWBC後、極度の疲労により体調を崩し、胃に出血性の潰瘍が認められ、自身初の故障者リスト入りとなった経験があります。

 裏を返せば、日の丸を背負ってそれほどしびれる時間を過ごせるのは、アスリート冥利に尽きるというもの。侍戦士にはとにかくケガのないように、熱き激闘を繰り広げて欲しいと願うばかりです。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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