高校球児・嘉手刈投手は驚きの体重106kg…プロ野球で100kgを超える「現役日本人巨漢ピッチャーたち」
熱戦が続く甲子園での交流試合もいよいよクライマックスを迎える。春のセンバツに出場予定だった32校による1試合だけの対戦。16日の第5日は、日本航空石川の嘉手刈(かてかる)浩太投手が自慢の巨漢を揺らして注目を集めた。
191cm、106kgという恵まれすぎた体躯。最速148kgを誇る右腕は、5回4失点と鶴岡東打線に手を焼いたが、バックの2失策が絡んだもので自責点は1だった。
投手で100kgを超えるような巨漢は、なかなかプロでも見られない。それでは現在のプロ野球の投手で体重が重たい選手を上位から見るとどうなるのか。外国人選手は除いて見てみたい。
あくまで公称ではあるが、現在の日本球界最重量投手の一人は西武の中塚駿太。191cm、106kgというサイズは、奇しくも嘉手刈と全く同じだ。残念ながら、今季の1軍登板はまだない。
中塚と並んで106kgなのが、DeNAの国吉佑樹。こちらは196cmと身長も高く、均整のとれた身体付きはファンの多くが知るところ。昨年は自己最速161キロをマークし、火消し屋としてDeNAブルペンを支えている。
続く105kgも2人。ともにチームでは開幕ローテーション入りを果たした楽天の弓削隼人(193cm)と、西武の高橋光成(190cm)の2人だ。
2年目の弓削はスリークオーター左腕として楽天の躍進に貢献している。8試合に先発し、3勝1敗、防御率3・71の好成績。
一方の高橋はここまで7試合に先発し、2勝5敗、防御率6・47。大器としての期待には応えられていない。