「ハクション大魔王」「ポテトヘッド」・・・ウィーラーは巨人の愛されキャラになれるのか
デビュー戦後という異例の入団会見に、楽天から巨人へトレード移籍したゼラス・ウィーラー内野手が臨んだ。6月30日、本拠地東京ドームでのDeNA戦に「7番・左翼」で出場。5回先頭の第2打席で移籍初安打となる左前打を放った。得点には絡まなかったが、首位攻防戦に快勝したお祝いムードの中、会見は盛り上がった。
なにしろ会見場にはウィーラーに顔がそっくりと評判の「ハクション大魔王」の登場キャラクターたちのぬいぐるみが勢揃い。原監督がツボに呼び掛けると、ウィーラーも笑顔で両手を広げた。「歴史あるヤンキースのようなチームで、勝利に貢献したい」と巨人ファンの願いをかなえることを誓った。
ハクション大魔王はタツノコプロによるテレビアニメ。1969年から1年間放送され人気を博した。童話「アラジンと魔法のランプ」に着想を得て、くしゃみをすると壺から飛び出す大魔王が大騒動を巻き起こす。今年4月からは50年ぶりの新作となる「ハクション大魔王2020」が絶賛放送中だ。
ウィーラーは楽天時代にもその容姿がファンに愛され、ハクション大魔王とのコラボグッズに発展した。また大魔王の着ぐるみユーチューバー「はくしょん大魔王」は、ツイッターで「ウィーラー選手!初スタメンで初ヒット!さすがでごじゃる」と祝福。「早くサインもらいに行きたいでごじゃる」と近日中の合体を予感させた。
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