ド軍の救世主25歳右腕はいかにして飛躍できたのか WS第3戦で魂の4回0封 「スイーパーなんか投げられると思ってなかったのに…」
優勝パレードで笑顔を見せるドジャース・クライン(C)Getty Images
ドジャース関連メディア『The Dodgers Bleed Los Podcast Network』が、公式YouTubeチャンネルを現地時間11月8日までに更新。ウィル・クラインのインタビューを公開した。
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ブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦で、延長15回からの4イニングを無失点に封じた25歳右腕。今季はマリナーズ傘下3Aで結果を残せず、5月に戦力外になる憂き目にあった男は、いかにして頂上決戦で輝きを放ったのか。
クラインは球種から見直した。6月にドジャースに加入すると、持ち球のスライダーを封印した。「球団は俺のフォーシームとカーブを評価していた。それで左打者にはカッターで勝負する方針に切り替えた。そのおかげでカーブの精度がすごく上がったんだ」と振り返った。
ただ、右打者に苦しんだ。そんな折にコナー・マクギネス投手コーチ補佐から「スイーパー」を教わった。打診を受けた際は「スイーパーなんか投げられると思ってなかったのに…」と抵抗があったが、「『カーブをちょっと横にして、縫い目の角度を変えればスイーパーになる』って言われたんだ。で、数球投げてみたら『あれ?90マイルのスイーパー投げられるじゃん!』って」と“覚醒”の手応えをつかんだ。
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