またも”フィジカルの差”で負けたバスケ女子日本 FIBA公式がシビアな見解「得意の3Pも効果的に打てず」【パリ五輪】
また、チームの得点源・山本麻衣を2試合連続で欠いたのも痛かった。
「日本はマイ・ヤマモトが負傷で欠場(※実際には脳しんとうの影響)したことにより完敗し、苦戦を強いられた。彼女がいないこれまでの試合では、日本は本来の力を発揮できず、また、本来の力を発揮できないまま終わってしまった。ベルギーにインサイドであまりにも多くのチャンスを譲り、得意の3ポイントシュートも効果的に打てず、今大会の日本にとっての悩みの種となっていた」
ただ、ベルギーサイドは点差ほどの楽勝とは思っていなかったようだ。センターを務めたキアラ・リンスケンスはこう述べている。
「日本のようなチームに27点以上の差で勝つのは難しいことです。彼女たちは常に巻き返しを狙い、ときに10-0のランを仕掛けてくることもある。本当に信じられませんでした」
世界で勝ち上がっていくために、多くの課題を残した今回のパリ五輪。日本チームのさらなる強化、そして4年後のリベンジを楽しみにしたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「期待を下回る結果だった」ドイツに完敗の女子バスケ代表に厳しい評価 3ポイントは「30本中9本しか決められず」【パリ五輪】
【関連記事】「レフリーがフランスを救った」男子バスケでも"世紀の大誤審"に世界中で議論沸騰! 「河村はさわっていない」【パリ五輪】
【関連記事】「歴史的な金メダルの後に疑惑の事件」クロアチア初の金メダルに輝いた女性柔道家の父が性的暴行で逮捕「父親に強制的にキスされた」【パリ五輪】