なでしこジャパン、五輪3大会ぶりのアメリカ戦 大一番を前に米メディアも日本を警戒「止めるのは至難の業」【パリ五輪】

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GKなでしこジャパンが4強入りをかけてアメリカと対戦する(C)Getty Images

 いよいよ4強入りを懸けた、宿敵との大一番を迎える。

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」はパリ五輪の準々決勝でアメリカ代表と対戦する。日本にとっては、かつて世界の頂点を争ったライバルでもあり、幾度となく苦渋を飲まされた強敵でもある。

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 2011年のドイツワールドカップ(W杯)では日本がPK戦の末に勝利し世界の頂点に立ったものの、翌年の2012年ロンドン五輪では、決勝でアメリカに1-2と惜敗。その3年後に行われたカナダW杯でも、同じく決勝で当たり2-5で敗れている。その後はタイトルを争うシチュエーションでの対戦がないまま、今大会を迎えた。

 3連勝、グループB1位のアメリカに対し、日本もグループC2位ながらも、現在2連勝とチームは勢いに乗っている。その両チームによる一戦には、米放送局『CBS Sports』からも熱視線が送られている。

 同メディアは、五輪で3大会ぶりの金メダルを目指すアメリカに対し、「圧倒的なグループステージの成績で、多くの疑問に答え、疑念を抱く人々を黙らせた。新ヘッドコーチのエマ・ヘイズの下でグループ戦3勝を挙げ、チームは自信を持ってプレーしている」と自国代表チームを評価。一方で、「攻撃は2023年ワールドカップの前より、威力を増してきているものの、ノックアウトステージでは何が起こるかわからないため、プレッシャーはさらに高まるはずだ」などとチーム力を分析している。

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