「アイリに驚かされた」敵国メディアも評価したサーブ “大接戦”の第4セット「日本はうなだれることはなかった」【パリ五輪】
第4セットの出だしは3点をリードして優勢に立っていた日本だが、ポーランドが反撃して中盤は点の取り合いになると、16-13で3点差に広げられて日本がタイムアウトを取る。その後、山田二千華が最初のサービスエースを決めると、さらに宮部もブロックポイントを挙げて食らいついた。
関菜々巳が必死にレシーブし、古賀のスパイクなどで粘りを見せるなど「日本が23-23の同点に追いついたため、興奮冷めやらなかった」と同メディア。“大接戦”の末に26-28で日本は敗れたが、対戦国の日本に対して世界ランク4位のポーランドが苦しめられたことを伝えていた。
1次リーグは、各組上位2か国と3位のうち勝利数、勝ち点、セット率、得点率などの成績による上位2か国の計8カ国が準々決勝に進出することになっている。日本は残り2試合、日本時間8月1日に世界ランク2位のブラジルと対戦。同3日は同20位のケニアと対戦する。
12年ぶりのメダル獲得を目指して戦う日本。敗れはしたものの、今回の第4セットのように最後まで諦めない姿勢が光った。次戦も強豪国のブラジル相手だが、果敢に立ち向かってほしい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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