サッカーは誰のもの? W杯チケット代高騰に米国内で物議 選手に異論を唱えた代表監督に“狂ってる”の声「私たちは政治家ではない」

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ポチェッティーノ監督の選手に対する言葉はハレーションを広げている(C)Getty Images

「制御できないことに気を取られて精神的な余裕を無駄にする必要なんてない」

「第一に、選手たちはピッチ外のことではなく、サッカーをプレーすることについて話し合う必要がある」

 そう語るのは、他でもないアメリカ代表を率いるマウリシオ・ポチェッティーノだ。百戦錬磨のアルゼンチン人監督は、「我々はスポーツの側面に焦点を当てるべきである」と選手たちの反応をくさすように持論を語った。

「チケットの価格について批評するのは、彼らの仕事ではない。私たちは政治家ではない。スポーツに携わる人間であり、自分たちの仕事についてしか話すことはしない。FIFAが何か行動を起こしたり、決定を下すなら、その理由を説明するのは彼らの責任だ。私たちが負うべき責任はピッチ上でのこと。試合に出て、パフォーマンスを発揮することにある」

 あくまで選手たちは自分に矢印を向けるべきであると説いたポチェッティーノ監督。その意見に賛同する声は少なくない。元女子サッカーアメリカ代表のカーリー・ロイド氏は、自身のXで「彼(ポチェッティーノ)の言う通り。プレーで語るべき」と意見。「ワールドカップという大舞台が目前に控えているのに、制御できないことに気を取られて精神的な余裕を無駄にする必要なんてない」とウェアたちの言動を断じている。

「今さら声を上げても何か変わるか? いや、変わらないでしょ。それにあなたたちにサッカー以外のことに集中する余裕なんてない。それは前回の代表戦でも明らかだった。じゃあテイラー・スウィフトのチケット価格について皆が文句を言うべき? どれだけ高くても人は金を払って観に行くのよ」

 当然ながら元代表戦士の意見には異論も噴出。アメリカでサッカーライターを務めているアルバート・キム氏は、「狂った発言だ。少なくともポチェッティーノはアメリカ代表史上最も好感度の低い監督の一人だ」と嘆いた。

 開幕が間近に迫る中で、もはやチケット代高騰の波は抑えられない。それでもファン・サポーターを想って声を上げた選手たちの主張が、「プレーに集中していろ」と断じられてしまうのは、どこか寂しさがある。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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