今季のWRCもトヨタが圧勝 最終戦でベテランのオジエが3位表彰台で最多タイの9度目チャンピオン獲得

タグ: , 2025/12/2

トヨタが圧勝したWRCの先行きも注目されている(C)Getty Images

 世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリー・サウジアラビアが現地時間11月29日に最終日を終え、トヨタガズーレーシングのセバスチャン・オジエ(フランス)が3位に入り、WRC最多記録に並ぶ9度目のドライバーズチャンピオンに輝いた。自身のタイトルは2021年以来、4年ぶり。41歳となった今季はフル参戦しないパートタイム契約で14戦中11戦に出場し、計6勝をマークした。

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 トヨタ自動車会長でもある豊田章男チーム会長は「すごい! やっぱり強い! セブ(オジエ)を見ていると、そんな感想しか出てこない……9回目のチャンピオンおめでとう!」と祝福した。

 同じフランス人ドライバーのセバスチャン・ローブが2021年から9連覇を成し遂げ、これがWRC最多記録だった。来季もパートタイムで参戦の予定だが、前人未到の10度目のタイトルの期待も膨らむ。

 一方、チームメートでもある勝田貴元は5位に終わり、1992年アイボリーコーストラリーの篠塚建次郎以来となる日本人WRC優勝はかなわなかった。それでも今季はスウェーデン、フィンランドと北欧の非舗装路のラリーで2位表彰台を獲得しており、同チームからフル参戦で臨む来季こそは表彰台のてっぺんに立ちたいところだ。

 勝田は「最終ステージの1本前で、コースを外れて戻ろうとした時、非常に軟らかい砂に足をとられ、それが転倒の原因となりました。週末を通して注意深く走っていただけに、こんな小さなミスを犯してしまったのは本当に残念ですが、これもラリーです」などとコメントした。

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