今季のWRCもトヨタが圧勝 最終戦でベテランのオジエが3位表彰台で最多タイの9度目チャンピオン獲得
来季のトヨタは勝田、オジエのほか通算11勝のエルフィン・エバンス(イギリス)、トヨタのトップチームで初のレギュラードライバーとなるオリバー・ソルベルグ(スウェーデン)、サミ・パヤリ(フィンランド)の体制となる。元王者のカッレ・ロバンペラはWRCを引退し、フォーミュラレースへと転向。来季は日本のスーパーフォーミュラに参戦する。
トップカテゴリーのWRC1ではトヨタのほか、韓国のヒョンデ、欧州フォードのMスポーツの3チームが戦っているが、最終的にトヨタが12勝と他を圧倒した。それが逆にしらけムードを呼んでいるという。
2027年には新たな車両規定に切り替わるが、今季2勝どまりだったヒョンデは来季で撤退の可能性もあり、ゼロ勝だったMスポーツも戦闘力不足に悩んでいるためヒョンデに同調してもおかしくない。イタリアメーカーの名門ランチアがWRCへの復帰を表明しているが参戦するのは下部カテゴリーの「WRC2」。トップカテゴリーの選手権が成立するか不透明なところはある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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