平成史上最悪のドラフト・・・ヤクルトの2014年暗黒ドラフトを忘れない
プロ野球のドラフト会議はチームを強化する上でもキホン中のキホン。ここで戦略を誤ってしまうと、未来のチーム編成に大きな穴が生じてしまいます。
ヤクルトファンにとって、心の傷となっているのは2014年(平成26年)のドラフトです。今一度、検証してみたいと思います。
1位 竹下真吾投手(ヤマハ)社会人NO1左腕
2位 風張蓮投手(東農大北海道)最速151キロの本格派右腕
3位 山川晃司捕手(福岡工大城東)高校球界ナンバーワンキャッチャー
4位 寺田哲也投手(四国IL香川)独立リーグNO1投手
5位 中元勇作投手(伯和ビクトリーズ)救援向きの即戦力左腕
6位 土肥寛昌投手(ホンダ鈴鹿)変化球も多彩な即戦力投手
7位 原泉外野手(第一工大)スケールの大きな和製大砲候補
育成1位 中島彰吾投手(福岡大)制球に優れたスライダーが武器の右腕
寸評は当時のものです。どうでしょうか。即戦力を中心に華はないものの、なかなか悪くないドラフトのようにも見えます。名より実を取った、的な。
しかし、現実は過酷です。2位の風張投手は4年目の2018年に、53試合に登板し、2勝4敗、防御率4・37とチームの戦力になりましたが(2021年から横浜DeNAベイスターズに移籍)、その他の7人には厳しい状況が待っていました。
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