巨人・陽岱鋼 電撃退団!急浮上する「あの移籍先」とは
急転直下の退団だ。巨人は25日、陽岱鋼外野手(34)を自由契約にしたと発表した。今季が5年契約の最終年で球団は来季も再契約する方針だったが、本人の申し出があり、球団が了承したという。
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陽岱鋼は2016年オフに日本ハムから巨人にFAで入団。俊足強打の外野手として期待され、5年総額15億円(年俸は推定)の大型契約を結んだものの、なかなか結果を残せず、特に契約最終年だった今季は大半がファーム暮らしとなった。一軍出場は巨人移籍後でワーストとなる7試合で打率143、0本塁打、0打点。8月28日に1軍昇格するも、わずか7試合で登録抹消となっていた。退団の理由について球団は「陽選手から、来季は新たなステージで挑戦したいとの申し出があり、球団はこれを了承しました」と説明している。
今後は他球団や米国でのプレーを視野に入れて移籍先を探すとされる。一方で1度は残留が基本線だったところを、自らで申し出て急転退団となったことに関して、球界内からはこんな声も上がっている。
「移籍先のアテがすでについているのではないか。そうでなければ、この時期に自らで申し出るということは考えにくい」(球界関係者)
今季はコロナ禍に加え東京五輪などの影響もあり、日本シリーズも約1か月遅れの開催となっている。現在行われているシリーズ終了後に移籍戦線は本格化するとあって、従来のシーズンよりオフの期間はだいぶ短かくなっている。