「違法じゃないのか」ヤンキースの1試合9発は“改造バット”の成果 芯が膨らむ形状に賛否両論「懐疑的になっている」
ただ、芯に近い部分が膨れ上がった形状は違和感も抱かせる。それゆえに一部のファンからは「違法じゃないのか」「これはそのうちに禁止されるだろうね」といった反発の声が上がった。
無論、ヤンキースの作成したバットは「最も太い部分の直径が2.61インチ以下、長さが42インチ以下でなければならない」というMLBの規則の範囲内。そのため、米紙『USA Today』は「チームが新たに設計したバットがこの日の最大の収穫」と指摘。さらに日刊紙『New York Post』も「野球ファンは新しいバットに懐疑的になっているが、バットに違法性はない」としつつ、「奇妙な形のバットはこの先、トレンドとなるかもしれない」と論じた。
さっそく目に見える形で効果を出したヤンキースの“改造バット”。今後も継続的に長打が増えるようになれば、球界全体を席巻するアイテムとなる可能性もあるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】球団最多「1試合9発」の新ヤンキース打線が20得点大勝 3発8打点のジャッジは“ソトの抜けた穴”「埋めることができたと思う」
【関連記事】佐々木朗希、涙の2回降板 4四球で再び荒れた怪物に早くも“マイナー行き”の声が噴出「今すぐに状況を好転させないと」
【関連記事】ソトが「最も嫌っていた」ヤ軍の方針 ジャッジやジーターでも認められない“補強戦略”に関わる問題
1 2