「彼はヤンキースの恥だ」凡ミスで敗戦の責任を背負うジャッジ 地元ファンからも辛辣な声「キャプテン剥奪、メッツにトレード」
さらに、「もしジャッジがスポーツラジオを聞くことでもあれば、ヤンキースファンの不満が数か月にわたって放送されるのを耳にすることになるだろう」として、現地ラジオ番組『Boomer & Gio』に寄せられたヤンキースファンの反応を紹介。ジャッジに対して以下のようなメッセージが送られたという。
「今朝ずっとゲリット・コールが一塁をカバーしなかったことが話題になっているけど、このワールドシリーズはアーロン・ジャッジに尽きる。彼は打てなかったし、彼が打った試合では、リトルリーガーでも取れるようなフライを落とした。彼はヤンキースのユニフォームの恥だ。キャプテンを剥奪されるべきだし、メッツにトレードしてほしい」
『Sports Illustrated』はこのファンの声を伝えながら、「ヤンキースはジャッジをメッツにトレードすることも、キャプテンの称号を剥奪することもしないだろう。彼はデレク・ジーター以来、ヤンキースでキャプテンの称号を得た最初の選手である」と綴った上で、「しかし、ジャッジには10月のスランプが彼の輝かしいキャリアの小さな挫折に過ぎないとファンに証明するための長い道のりが待っている」として、今後を見通している。
チーム内の立場や、ジャッジ自らのミスにより試合の流れを変えてしまったことで、誰よりも重い責任を背負うことは間違いない。ブロンクスのキャプテンは栄光を逃した記憶と、容赦のないファンの叫びを胸に刻みながら、新たなシーズンへと向かう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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