ヤンキースは今年も“拙守”で負けた 「基礎の欠如」を指摘された昨季を彷彿とさせる痛恨ミスに非難の声「25年も同じだ」
精彩を欠き、球際でボールを収めきれなかったチザム(C)Getty Images
昨季の“屈辱”が蘇るような敗退劇となった。
現地時間10月8日に行われた地区シリーズ第4戦で、ヤンキースはブルージェイズに2-5と敗戦。同シリーズの通算成績1勝3敗での敗退が決まった。
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2年連続ワールドシリーズ出場、そして悲願の世界一の夢はあっけなく潰えた。この試合でも悪目立ちしたのは、土壇場の局面で出てしまった“拙守”だ。
スコアを1-2として、いまだ逆転の芽を残していた7回表の守備だった。一死一塁の場面でアンドレス・ヒメネスが放った打球は二塁への平凡なゴロに。誰もがダブルプレーを期待したが、正面に回り込むように受けに行った二塁手のジャズ・チザムが、打球を大きくはじいて、ボールは無情にも中前へ……。一死一、三塁のピンチを作ったのだ。
勢いに乗るブルージェイズは、ヤンキースのわずかな綻びを見逃さなかった。二死二、三塁となってネーサン・ルークスが中前適時打を打って2点を追加。試合の流れを大きく手繰り寄せた。
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