ベッツからボール強奪のファンが波紋…ヤ軍戦士は「そんなに深刻じゃない」と異論「あれはニューヨーカーが持つ情熱だ」
ただ、選手たちの中には「大事ではない」という見方をする者もいる。ヤンキースの外野手であるアレックス・バードゥーゴは、米メディア『Newsweek』で「それほど深刻なことだとは思わない」と持論を展開した。
「俺はあの場面をわりと間近で見た。たしかに選手からボールをもぎ取ろうとするような、極端なプレーだった。でも同時に、それがニューヨークなんだ。ここじゃああいうプレーも期待されているような気がするんだ。俺は世間ほど深刻だとは感じなかった。ムーキーもなんとも思っていなかったと思うんだ。あれはニューヨーカーたちが持つ情熱だからね」
さらにファンへの出禁処分が公平かどうかを問われたバードゥーゴは「わからないな。でも、それが現実なんだろ」と指摘。「俺たちには、彼らが今日ここにいてもいなくても、何の問題もない。結局のところ、出禁をMLBが望んだんだ」と続けた。
日本でも小さくない波紋を呼んだ今回の騒動。しかし、現場にいた選手たちは“一大騒動”と捉えてはいない様子だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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