最大104億円の契約の可能性 ついに自由契約となった元中日ロドリゲスに米専門サイトも報道「日本での確かな実績がある」
今春のWBCではキューバ代表として躍動したロドリゲス。しかし、彼はこの大会以降、表舞台から姿を消していた。(C)Getty Images
10月6日、日本プロ野球機構(NPB)は、中日のジャリエル・ロドリゲス投手を自由契約選手として公示した。
必然の公示ではあった。
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昨季に56試合に登板し、防御率1.15、WHIP0.92、39ホールドと図抜けた成績を残したロドリゲスは最優秀中継ぎのタイトルを獲得。抜群の信頼を置いていた中日は新たに2年契約を締結していた。
しかし、今春に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として出場した26歳は、大会後の再来日予定日になっても姿を見せず。そして、セ・リーグが開幕してから約1か月後に自身のインスタグラムで「僕にとって素晴らしい思い出です。3年間応援してくれたドラゴンズファンには感謝しています。また急に契約を破棄したことをお詫びしたいです」と報告。「MLBでプレーしたいという夢を追うことにしました」と亡命を発表したのである。
まさに春の珍事とも言うべき騒動から約半年。ついに契約は打ち切られる形となった。これによって文字通りフリーとなったロドリゲスだが、さっそくMLB球団との交渉が囁かれている。
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