開幕「打倒巨人」のカギ握る24歳 ヤクルトの“中心選手”に「この1年でなれる」と期待――レギュラー奪取は「第一に考えている」

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 正二塁手の山田、今季からFAで加入した茂木栄五郎、同世代の武岡龍世らライバルは多いが、背番号「00」はレギュラー奪取へ「第一に考えている」と、言葉に力を込めた。

 オフには球団OBでもある内川聖一氏と自主トレを行い、「3年間一緒にやらせてもらっているので、さすがに結果として見えてこないと、内川さんもそうですけど寂しいと思う。本当にいいオフシーズンの自主トレをやらせてもらっている」と、3年間充実のオフを過ごしてきた。

 内川氏も得意だったインコースの捌き方についても目を見張るものがあり「自然とそういう形になってきた」と、通算2186安打を積み重ねた最強右打者からの教えが、結果となって表れているのは確かだ。

 村上が開幕戦に間に合わない見通しの中、4番が抜ける打線は再編が求められる。その中でも打線の“キーマン”となるのが赤羽だ。打順は流動的になりそうだが、赤羽が状況に応じた打撃を見せられるかが勝利のカギとなる。

 得点圏での打撃について赤羽は「去年なかなかそういう場面で打つことができなかった。チャンスメイクするのも当たり前ですけど、得点圏のときはランナーを還せるように、その気持ちは強く持っていきたい」と述べ、「作戦もたくさん出ると思いますし、バントも決められたら確実にチャンスになる。自分の中で整理しながら、試合に臨めたらいいと思う」と意気込んだ。

 「打倒巨人」に向けては「強いチームというのはわかっている。自分のできることをまずやって、その先に勝利があると思うので頑張っていきたい」と話した。

 チームの「救世主」としてだけでは終わらない。レギュラーをつかみ、チームの「中心選手」として光り輝く。そのチャンスが目の前にある。

[文:別府勉]

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