圧巻の20人連続凡退は「まさにビンテージ」 昨年9月はあとアウト1つ…山本由伸のノーノー達成はいつ?
山本の圧巻ピッチングにロバーツ監督も最大級の賛辞を送った(C)Getty Images
見ている誰もが「その時」が近い将来に起きることを、予感せずにはいられない快投だった。
ドジャース・山本由伸が現地時間4月14日のメッツ戦で圧巻の投球を見せた。初回先頭のフランシスコ・リンドアに先頭打者本塁打を許したものの、そこから7回2死まで打者20人を連続凡退に仕留めた。
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7回2死からボー・ビシェットに左翼線への二塁打を許し、連続凡退は途切れた。続くフランシスコ・アルバレスを四球で歩かせ、2死一、二塁のピンチを背負ったが、ブレット・ベイティをスプリットで空振り三振。8回は2死から連打されて、7回2/3を4安打1失点で降板したが、自身に勝ち星こそ付かないものの勝利に導くエースの投球だった。
「今夜はまさにビンテージ・ヤマモトだった」
熱狂的なワイン愛好家で知られ、自身のワイナリーも所有するデーブ・ロバーツ監督は、上質のワインを指す「ビンテージ」という言葉で投球を振り返った。MLB公式サイトが伝えている。許した得点は「スミ1」だけ。「完全に制球されて、スプリットはストライクゾーンからボールゾーンへ落ちた。カーブで緩急も交えて。本当に特別な投球だった」と指揮官の絶賛は止まらなかった。
思い返されるのは昨年9月6日の敵地でのオリオールズ戦だ。山本は無安打投球のまま9回を迎えた。多くの関係者、ファンがノーヒットノーラン達成を確信した9回2死、あとアウト一つのところでジャクソン・ホリデーにソロ本塁打を浴びた。ここで降板すると救援したブレーク・トライネン、タナー・スコットが乱れて、まさかの逆転サヨナラ負け。この日もあと一歩及ばなかったが、山本がノーヒッターに最も近い投手の一人であることに疑いの余地はないだろう。







