「悪夢を再現した」山本由伸の3回5失点にシビア評価…PS初戦での悔しき降板に韓国メディアは皮肉「大谷は最高だった」
悔しさを押し殺すように下を見る山本。(C)Getty Images
ドジャースは勝った。だが、山本由伸(ドジャース)にとっては厳しいマウンドとなった。
満を持しての登板だった。山本は現地時間10月5日に開幕したナ・リーグ地区シリーズの第1戦に先発。眼前に立ちはだかったパドレス打線の勢いを止められず、3回(60球)を投げ、被本塁打1を含む被安打5、5失点で降板。チームは大谷翔平の同点3ランなどもあって7-5と勝利したが、背番号18にとってはほろ苦い内容だった。
序盤から制球が定まらず、甘く入ったボールを狙われた。初回、先頭のルイス・アラエスに左前打を許すと、続くフェルナンド・タティスJr.への初球を捕手のウィル・スミスが捕逸。さらに自身の暴投もあり三塁まで進まれ、タティスJr.も四球で歩かせ、いきなり無死一、三塁の形を作られてしまう。
その後に3番ジュリクソン・プロファーのニゴロの間に三塁走者・アラエスが生還。あっという間に先制点を許した山本は、4番のマニー・マチャドに2ラン本塁打を献上。初回からいきなり3失点のスタートとなった。
同点となった3回も山本は苦戦する。2死一、二塁のピンチで迎えたザンダー・ボガーツにレフトへの2点適時二塁打を打たれ、あっという間に勝ち越されてしまう。何とか後続は立ち切ったものの、25歳の日本人右腕はこの回でお役御免となった。
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