「彼が来て、言うんだ。僕が投げます、ワールドシリーズで野手に投げさせるわけにいかないと」ロバーツ監督が明かした山本由伸の"訴え" WS延長18回ゲームの舞台裏「彼のメンタルは過去に見たことがないレベル」
山本はWS3勝、フル回転でMVPを獲得した(C)Getty Images
MVP男への高い評価が止まらない。
球団初のワールドシリーズ連覇を達成したドジャースのデーブ・ロバーツ監督とナイン4人が米人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live』に出演した。タイラー・グラスノー、ブレーク・スネル、ウィル・スミス、キケ・ヘルナンデスの4選手と指揮官は7戦までもつれこんだ、ブルージェイズとの熱闘の軌跡を改めて振り返った。
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その中で話題となったのは、WS3勝でMVPに輝いた山本由伸の鉄腕ぶり、チームに対する献身的な姿勢だった。
山本はWS第2戦で完投勝利を達成。優勝決定Sに続き、PSにおいては2試合連続の完投勝利となった。
さらに移動日をはさんで中1日で行われた第3戦は延長18回とまさにブルージェイズとの間で死闘が繰り広げられた。
その中では第2戦で完投勝利をあげた山本がブルペン行きを志願、肩を作ったことも話題を呼んだ。
この試合の舞台裏にトークショーでは触れている。
ロバーツ監督は同試合で投げる投手がいなくなる可能性もあったことで野手登板も視野に入れたとしながら、「彼が13回ぐらいに来て、言うんだ。『僕が投げます、ワールドシリーズで野手に投げさせるわけにはいかないって』と」自らでブルペンを志願、準備を整えたという。
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