超異例だった中0日連投に止まぬ“山本フィーバー” 米球界を騒然とさせた日本の怪腕に評価爆騰「球団は銅像を建てるべきだ」

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万全の状態での準備を重ね、タフに投げ続けた山本(C)Getty Images

 米球界内、いや米国内で「ヤマモトフィーバー」が巻き起こった。

 キッカケとなったのは、今秋に行われたブルージェイズとのワールドシリーズにおける気迫の投球だった。同シリーズで3試合に登板した山本由伸(ドジャース)は、2勝を挙げ、防御率1.02、WHIP0.68、被打率.168とハイスタッツを記録。とりわけ第6戦からの連投は「伝説」として語られている。先発して96球を投げた翌日の第7戦に9回途中からリリーフ登板。指揮官のデーブ・ロバーツ監督ですら「投げさせたくなかった」と驚愕するパフォーマンスは、まさに圧巻だった。

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 必然的にシリーズMVPともなった。そんな山本の伝説的な投球は、いまだ余波が広まっている。米スポーツ専門局『ESPN』の元記者で、ジャーナリストのリッチ・アイゼン氏は、自身のYouTubeチャンネル『The Rich Eisen Show』において、「ブルージェイズにとっての問題は、ある男が“常に”マウンドにいたことだ。彼らは第2戦と第6戦の勝利投手でもあったヤマモトを見るたびに、『またか。もう顔も見たくない』と思ったはずだ。ヨシノブ・ヤマモト。球団は彼の銅像を建てるべきだね」と絶賛した。

 また、元MLB打者のザビアー・スクラッグス氏は、自身がホストを務めるMLB公式のポッドキャスト番組「The Leadoff Spot」において「このワールドシリーズにおけるヤマモトの投球は、もはや名人芸の域に達していた」と回想。さらに「彼は今の球界で最高の投手であり、エースが何たるかを示す見本だ」と強調し、日本人右腕が放った偉才ぶりを褒めちぎっている。

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