山本由伸に思わぬ課題!? フォームの“癖”が盗まれる可能性をド軍コーチが懸念「注意を払わなければいけない」

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「相手のクセを盗む行為にはバリエーションがある。グラブの動きやテンポ。さらに舌を出すことで知らせるパターンもある。とにかくいろいろだ。ただ、結局のところ、バッターがリアルタイムで実際に行動に移せるものは何かを見極めようとしているんだ。私たちは、全投手のそうした行動をかなり警戒している。今も何人かの投手については注意深く観察し、できる限りそれを改善しようとしているよ」

 山本が盗まれたとしても「それは彼だけの問題でもない」と強調するプライアー投手コーチは、「テコ入れをしても解決策が白黒はっきりしないこともある。もし手を打てば、盗まれなくなるのか、投球に影響が出るのか。我々はそのコストを天秤にかけなければならないんだ」とも指摘。大幅なフォーム修正は施さず、当面は実戦での経過を見るという意向を示している。

 もっとも、当の山本は「シーズンが始まったらコーチと相談して調整する」と断言。それだけに現時点で大きな心配事ではなさそうだ。いずれにせよ、来る3月6日に予定しているホワイトソックス戦での登板では、コーチ陣が懸念を抱いた“課題点”に注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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