「伝説級のヒーロー」が再びドジャースを救うか 米メディアが見た山本由伸の精神力と真価
その上で、第2戦での105球完投勝利に対する、米国内での反応も紹介しており、「『Sports Illustrated』のトム・ベルドゥッチはこの試合を”マグナム・オーパス(最高傑作)”と称し、史上屈指のワールドシリーズ登板のひとつに数えたほどだ」などと説明。
ジョーダン氏は、第3戦終盤でのブルペン待機にも言及しており、「2日前に完投したばかりなのに、だ。そんなことを言える投手はほとんどいない。それほど彼は勝利への執念を燃やし、自らの限界を超えようとしている」と論じており、「それはまさに“伝説級のヒーロー”の所業だった」と賛辞を続けた。
トピックでは、ブルージェイズ視点での記述もあり、今シリーズでの山本を絶賛しながら、「だからこそブルージェイズは、彼をマウンドから引きずり下ろさなければならない」と強調。悲願の世界一達成に向け、ジョーダン氏は、「ヤマモトを攻略する一番の方法は、球数を投げさせることだ。ピッチカウントを増やせば、いずれ彼は降板を余儀なくされ、ドジャースの不安定なリリーフ陣と対峙できる」と分析する。
さらに、「ここ2試合の積極的な攻撃は完璧だったが、ヤマモト攻略には、より慎重で粘り強いアプローチが求められる」として、ブルージェイズの勝利へのシナリオも記している。
まさに、世界の頂点を懸けた最高峰の戦い。どちらのチームにとっても、山本の存在が勝負のカギを握っていることは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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