由伸ノーノーで今季もう4度目…佐々木朗希の完全試合の価値どうなる?

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 山本に封じられた西武は、ソフトバンク東浜に続いて今季2度目の屈辱となった。ノーヒットノーランをシーズン2度許したのは1971年の西鉄以来51年ぶり。山本に2三振の主砲・山川は「今年ノーヒットノーラン多いですね。(山本には)早くメジャーリーグに行ってほしい」とお手上げだった。

 両リーグ最多20本塁打とキング独走中の山川の言葉にヒントがある。『ボールが飛ばない』と言われている今季「確実に飛ばないです。バットの芯を食ったときの手応えは同じでも、飛距離が違う」と肌で感じている。実際、プロ野球の本塁打数は激減。年間換算だと昨季より300本少ないペースで、逆に投手の防御率は0.3ほど改善している。

 「普通に投手のレベルが高い。間違いなく。何年か前より球速は明らかに速い。先発投手が150キロを投げるのも今は当たり前で、抑えは160キロ近いですから」と山川。投手のレベルアップに加え、今季に関しては「飛ばない」といわれているボールの影響が、投手の記録ラッシュに拍車をかけているようだ。

 今永に続いて今月2度目の「ノーノー」。本当は大記録なのに、年間8度ペースで見せられては、珍しく感じなくなる。かといって、令和の怪物・佐々木朗が28年ぶりに達成した完全試合の価値が下がるわけではないのだが…

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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