「依然として優れた数字ではあるが…」山本由伸の直近2登板の防御率“悪化”を韓国メディアが不安視「歴史的ペースが完全に失速した」
加えて山本の現時点における防御率2.12という数字に対し、「依然として優れた数字ではあるが、直近2試合で計11イニング8失点と、歴史的ペースが完全に失速した形となった」と指摘。また、この2登板が中5日での先発だったと説きながら、「奇しくもこの2試合では期待に応えきれず、メジャーで一般的な4日間隔での登板は、当面見送りになりそうだ」などと論じている。
その上で同メディアは、過去にMLBで実績を残した韓国出身プレーヤーの活躍を振り返っており、「山本のペースが予想よりも早く崩れたことを考えると、2019年にドジャースで“モンスター・シーズン”を送った柳賢振(リュ・ヒョンジン)がいかに凄かったか、改めて思い知らされる」などと主張。
続けて、「柳はその年、8月18日のブレーブス戦までのシーズン最初の23試合で、防御率1.64という1点台を維持し、サイ・ヤング賞の候補に名を連ねる圧倒的なパフォーマンスを見せていた」と綴りながら、最後は防御率が2点台となったものの、「それでもシーズン最終防御率2.32でNL1位に輝き、アジア人投手として初の防御率タイトルを獲得した」と回想している。
また同メディアは山本に対し、「もちろん、今季はまだ長く残っており再び調子を上げれば、1点台への再突入も十分に可能だ」と期待を込める。アジア出身選手の活躍が連日のように伝えられている今季、メジャー2年目で奮闘を続ける日本人右腕のパフォーマンスにも引き続き、世界各国メディアからの視線が注がれることになるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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