「ヤマモトのために金庫を開けるべきか」ヤンキースは山本由伸の獲得に慎重な姿勢?米メディアが球団側の財政事情に見解
山本の契約は総額2億ドル(約294億6900万円)を超えるともされている(C)Getty Images
オリックスの山本由伸は今月9日のロッテ戦で、2年連続でのノーヒット・ノーランという快挙を達成した。さらに、視察に訪れていたヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMの目の前で成し遂げるという、来季のメジャー移籍へ向けてのド派手なアピールとなった。
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山本は今季も投手タイトル総なめするほどの成績を残しており、シーズンオフにポスティングでの米球界移籍が確実視されている。すでに多くのメジャー球団の関心を示し、ヤンキースも日本人右腕獲得へ力を注ぐ見込みであるとも伝えられてきた。
日米のレギュラーシーズンも最終盤を迎え、米国内では山本の名前が頻繁にメディアを賑わしており、現在もヤンキースに関連するトピックも少なくない。その中で、ニューヨークの名門が山本へのアプローチについて、慎重な姿勢であることなども報じられている。
米スポーツサイト『Fan Nation』では現地時間9月14日(日本時間9月15日)に配信された山本の特集記事の中で、ヤンキースのシーズンオフの動向に言及しており「理論的には、ヤンキースがヤマモトを欲しがることは確かに理にかなっている。ゲリット・コール以外のヤンキースのローテーションは大きく安定せず、チームはルイス・セベリーノを放出する可能性が高い」と指摘。