過熱する山本由伸の”獲得レース”にマリナーズも参戦と米報道「日本との繋がりを再構築したい」球団GMの意向も伝える
11球団が関心を示しているとされる山本。大型契約になるのは間違いないだろう(C)Getty Images
今オフ、メジャーリーグFA市場において、日本人投手で最も注目を集めているオリックスの山本由伸。その評価の高さから、ポスティングでの米球界移籍はほぼ確実とみられている。
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ヤンキースやメッツ、ドジャース、レッドソックスなどの球団が山本の有力な移籍先として挙がってきている中、米国内ではマリナーズも候補に加わるものと報じられている。現地時間11月10日(日本時間11日)、米スポーツサイト『Sportsnaut』ではマリナーズを「意外な求婚者」と紹介し、今後、山本獲得に動く可能性があると伝えた。
今季はワイルドカード争いも演じたマリナーズについて同メディアは「マリナーズのジェリー・ディポトGMのウィッシュリストのトップには、先発投手を増やすことは入っていないと思われる」としながらも、「今オフに2億ドル以上で契約すると予想されている日本のスター、ヨシノブ・ヤマモトの正当な買い手になる可能性がある」と綴っている。
トピックでは、ディポトGMによる「日本とのつながりを再構築したい」と語ったとされるコメントも紹介されており、球団としての山本への関心が高いと指摘。その上で、2001年シーズンから長きに渡り活躍し、高い実績を残したイチローの名前も挙げながら、「両者ともにオリックスでプレーした」と共通点なども記している。