山本由伸に複数球団が3億ドル超えのメガオファー MLB未投球でヤ軍コールを超える“史上最高額”の可能性も
日本球界で確かな実績を積み上げてきた山本。オリックスが生んだ大エースへの評価は高まり続けている。(C)Getty Images
熾烈な争奪戦が、日本が生んだ怪腕の価値を高騰させている。
現地時間12月16日、米スポーツ専門局『CBS Sports』のアナリストを務めるジム・ボウデン氏は、今オフにオリックスからポスティングによるメジャー移籍を決めた山本由伸に対し、ジャイアンツとレッドソックスが、総額3億ドル(約435億円)を超えるオファーを提示したと伝えた。
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いまだメジャーリーグでは一球も投げてはいない。だが、NPBで史上初となる3年連続の投手4冠をやってのけたエースの価値は天井知らずで高まっている。千賀滉大や鈴木誠也のメジャー移籍をサポートした大物代理人ジョエル・ウルフ氏と契約して迎えた今オフの山本は、すでにメッツ、ジャイアンツ、ヤンキース、ドジャース、フィリーズと直接交渉。争奪戦はかなりのヒートアップをしていた。
そうしたなかで、複数球団が“超”が付くメガオファーを提示している。これまでメジャーリーグのなかで、総額3億ドル以上の契約を結んだ投手はヤンキースの剛腕ゲリット・コール(9年3億2400万ドル=約469億8000万円)だけ。山本には投手史上最高額を超える可能性がある。