山本由伸の獲得を目指すフィリーズ 失敗なら”2人の日本人投手”がターゲットに浮上
フィリーズは藤浪と今永も選択肢に入れているようだ(C)CoCoKARAnext,Getty Images
オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸の争奪戦が過熱している。メッツ、ヤンキース、ドジャース、レッドソックス、ジャイアンツ、ブルージェイズなど複数の球団が獲得レースに参戦していると見られ、3億ドル(約430億円)の契約オファーも噂されている。
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そんな中で、 “ダークホース”として浮上しているのがフィリーズだ。現地の報道では山本との交渉にフィリーズの主砲、ブライス・ハーパーがテレビ電話で出席したとも報じており、本気度を示している。
しかし、山本の獲得レースはマネーゲームを回避せざるを得ない状況となっており、資金力のあるメッツやヤンキースが移籍先候補として有力視されている。そんな中でフィリーズの専門メディアは、右腕の獲得に失敗した際の次のターゲットについて報じている。
専門メディア『Phillies Nation』は、「フィリーズはヤマモトを逃した場合、イマナガとフジナミをターゲットにする可能性がある」と見解。「フィリーズの日本人選手の歴史は極めて浅く、過去に日本人選手を起用したのは、タダヒト・イグチとソウ・タグチの2人だけだ。フィリーズが日本人選手をロースターに加えようとしているのは本当に久しぶりで、国際スターの獲得に強気の姿勢を示しているようだ」とし、フィリーズが山本を獲得するため、熱心に動いていると伝えた。