山本由伸の争奪戦敗北で“負け惜しみ”? NYメディアから手のひら返しの辛辣意見「惨め」「厳しい観衆に耐えられたか」
「ヤンキースは翻弄され、メッツは利用されたのだ。そもそもドジャースに対する勝ち目はなかった。ヤマモトがロサンゼルスを選んだのは、日本の国民的英雄であるショウヘイ・オオタニとチームメイトになりたかったからだ」
山本を皮肉った同メディアだが、「勘違いしないでほしいのは、ヤマモトの才能は本物だということだ。ヤンキースも、あらゆるハイテクツールを駆使して彼を徹底的にスカウトした球団の一つだ」と強調。それでも贔屓球団による熱心な誘いが実らなかった悔しさからか、負け惜しみともとれる見解を列挙した。
「ただ、ヤマモトが初めてナショナル・リーグでプレーしてからの話をしよう。才能豊かな彼でさえも、あれほど熟練した打者たちと対戦した経験はない。そして、彼がニューヨークの厳しい観衆に耐えられたかもわからない。今回の失敗はヤンキースにとって慰めとなるかもしれない。なぜなら両リーグでサイ・ヤングを受賞したブレイク・スネルに3000万ドルを支払えるようになったからだ」
「かつてのスーパースターたちは、ヤンキースに賭けることを本気で重要視していた。彼らが言った『ヤンキースの一員になるのが夢だった』というのは、記者会見の決まり文句ではなく真実だった。実際、コールは2020年にそれを言い、本気度を感じさせた。しかし、ヤマモトはそうではなかった」
いまだメジャーで未登板の山本。彼がドジャースで超高額契約に見合う活躍をした時、ニューヨークのメディアがどう反応するかは興味深いところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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