ドジャース入団山本由伸「大谷さんがほかのチームを選んでいてもドジャースを選んでいた」決断の理由とは
山本は挑戦の場所としてドジャースを選んだ(C)Getty Images
ドジャースに入団した山本由伸投手が12月27日(日本時間28日)に入団会見を行った。オリックスからポスティングシステムによる移籍で、契約年数は2035年までの12年と大谷翔平と同様に異例の長さとなった。総額3億2500万ドル(約463億円=入団合意時のレート)、6年目終了時と9年目終了時には契約を途中破棄できるオプトアウトが付帯している。
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本拠地のドジャースタジアムで行われた入団会見冒頭では「グッドアフタヌーン、マイネーム、イズ、ヨシノブ、ヤマモト」などと英語でスピーチ、その後、日本語で「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなければいけません。自分自身が憧れてもらえるような選手になりたい」とWBC決勝で大谷がナインに説いたスピーチを元にした言葉を軸に意気込みを示す場面もあった。
また質疑応答の中ではすでに球団と契約を先に結んでいた大谷の存在について、聞かれる場面もあった。先のWBCでも共闘と絆の強さは知られる。大谷がドジャース入りしたことが自身の決断に影響したかを問われると、「大谷さんがほかのチームを選んでいてもドジャースを選んでいたかなと思いますけど」としながら、大谷の存在に関しては「メジャーリーグの中でもトップ選手だと思っていますので、大谷さんがドジャースを選んだのも決断の一つになりました」と強い選手がチームに加わったことも要因の一つになったとした。