開幕投手の可能性も 米アナリストが山本由伸の飛躍を予想「ドジャースのエースになる」
山本のピッチングが通用するのは間違いない。焦点はどこまで成績を伸ばすかだ(C)Getty Images
昨年12月にドジャース入りが決定した山本由伸に対し、米国内で大きな期待が寄せられている。
現地時間1月12日(日本時間13日)、米放送局『FOX SPORTS』が山本の特集記事を配信し、同サイトのアナリストであるベン・バーランダー氏が、スキルやチーム内の位置付けついての説明や、持論を展開している。
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「ドジャースのヨシノブ・ヤマモトがMLBで圧倒的な投手になる理由」
そう銘打たれているトピックは、ドジャースとの間で交わされた、メジャー投手で史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約465億円)という契約内容と同様に、MLB1年目からの活躍を予想する内容が綴られている。
その中でバーランダー氏は、山本とほぼ同じ体格であるペドロ・マルチネスのピッチングと比較し、さらにカーブなど変化球がクイントン・カーショウと同様のキレをみせるなどと説明。その上で「速球はあらゆるレベルで通用する」「カーブが機能すれば誰にも止められない」と賛辞を並べている。
また、「ヤマモトは、MLBで成功した多くの日本人投手と同様、厄介なスプリッターを持っている」と指摘。「ショウヘイ・オオタニやコウダイ・センガ、ヒデオ・ノモのそれを少し思い出させる。今、ヤマモトよりいいスプリッターを投げる投手を見つけるのは難しいだろう」と論じている。さらに、チームの起用法にも言及しており「この小柄な右腕はスライダーとカッターも持っているが、ドジャースはこれらの球種を減らし、得意な球種を強調させるかもしれない」と予想。