山本由伸、グラスノー加入のドジャース先発陣に専門メディアが”変則ローテ”導入を提唱「休養を必要とする投手であふれている」
エース級の活躍を期待される山本はどんなスケジュールで登板するのだろうか(C)Getty Images
2024年シーズンへ向け、大型補強に踏み切ったドジャースは、先発投手陣にも多くの新戦力が加わった。すでにエースとしての活躍が期待されている山本由伸に加え、レイズからタイラー・グラスノーがトレードで加入。さらに前レッドソックスのジェームズ・パクストンとの契約合意も報じられた。
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日米の主戦投手が新加入となったドジャース投手陣の補強を踏まえ、今季、どのようなローテーションでシーズンを戦うのか多くのファンが関心を寄せている。その中で、専門メディア『Dodgers Nation』も先発投手起用について論じる特集記事を配信している。
同メディアは、今季の先発要員として、新加入となった山本、グラスノー、パクストンの他、今季が在籍7年目となるウォーカー・ビューラー、そしてボビー・ミラー、エメット・シーハンの若手2人の計6人と予想。
その上で「2024年、ドジャースのローテーションは、何らかの理由で1年のどこかで休養を必要とする投手であふれている」と主張している。
山本については、「彼は日本からやってきた。日本では通常、週に1度の登板という大学選手のようなスケジュールを送っていた」とNPBとの環境の違いを指摘。さらに、グラスノーには「昨年タンパベイ・レイズでキャリアハイの120イニングを投げた。それでも序盤に腹斜筋を痛め、負傷者リストにかなりの時間を費やした」と振り返っている他、パクストン、ビューラーも同様にこれまでの故障歴を不安要素に挙げた。