“韓国のイチロー”が「対戦したい相手」に山本由伸を選んだ理由 背景にある「野球人生で一番集中した」東京五輪の攻防
実は、山本と同世代のイ・ジョンフは、以前から日本球界最高と評される右腕を意識したコメントを発してきた。
2021年の8月に開催された東京五輪で対峙して3打数2安打と好結果を残した後には、「あの3打席は野球人生で一番集中していた。打席に入ってからは、山本しか見えていなかった」と回想。そして、「ハッキリ言って、僕は日本の野球を見ていなかったから大会まで山本がどこまで成長していたかを知らなかった。それで成績を見たら田中将大がMLBに行く前の成績よりも凄くて驚いた。思っていた以上というよりも、山本は途方もないぐらいのレベルだった」と絶賛した。
真夏の東京を舞台に繰り広げた熱戦から約3年。ふたたび日本の怪物と対戦できるステージに立ったイ・ジョンフ。日本球界へのリスペクトを惜しまない彼が、メジャーリーグでいかなるパフォーマンスを見せるかも含め、両雄の対決は大きな注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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