山本由伸が初のライブBPで示した存在感 メジャーレベルへの”移行”に太鼓判も「彼のスキルセットなら簡単」
ベッツやフリーマンといった強打者たちも山本のピッチングに感嘆していた(C)Getty Images
ルーキーシーズンへの期待はさらに高まることとなった。
ドジャースのスプリングトレーニングで現地時間2月17日(日本時間18日)、山本由伸が今回のキャンプで初となる、打者を相手にしたピッチングを披露した。より実戦に近い練習となる「ライブBP」の登板は、事前より日程が発表されていたこともあり、現地メディア、さらにチームメートからも熱視線が送られていたようだ。
ドジャース専門メディア『FanNation Inside The Dodgers』でも、この日本人右腕の投球をレポート。その中では、「どの打者もヤマモトと対戦するのは初めてで、かなり感銘を受けたようだ」などと、チームメートの反応などを伝えている。
記事によると、この日はムッキー・ベッツ、フレディ・フリーマンといった、打線の軸を担うスタープレーヤーが打席に立ち、山本のピッチングを目の当たりにしたという。その上で、フリーマンが「とても印象的だった」などと語ったコメントを紹介。さらに、ベッツに対し同メディアは、「彼はおそらく、今後実戦でヤマモトと対戦する必要がないことを喜んでいることだろう」と心情を読み解いている。
また、この日の投球を踏まえ、「ヤマモトは今後何年にもわたってドジャースのローテーションをリードしていくことが期待されている。彼は一般的に、日本からやってきた最高の投手と見られているが、今のところ、彼はすべての“誇大広告”に応えている」と指摘。