山本由伸に何が…怪物スキーンズとの投げ合いに今季ワースト5回3失点KOで2敗目 見られた"異変"「クセが出ているのかな」

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 これにはNHK-BS1で中継解説を務めた武田一浩氏も「低めのボールを(パイレーツ打線に)見逃されている、クセが出ているのかもしれない」と言及する場面もあった。
 
 2回も先頭のアダム・ファージャーに四球を与えるなど、制球が定まらない。続くアイザイア・カイナーファレファに左前打を浴びて、無死一、二塁のピンチを招く。ここは後続を抑えて追加点を与えなかったが2回終了時点で3四球。

 さらに3回先頭にも四球とメジャー移籍後では自己ワーストを更新する4四球と制球力の良さに定評のある右腕には珍しいシーンとなった。

 0-1の5回は先頭打者の打球を三塁手、マックス・マンシーの悪送球もあり出塁を許すと、無死二塁でクルーズに右前適時打を浴びて2点目を失う。さらに二死一、三塁からヘイズにも中前打を浴び3点目を失う。思うようにいかない投球に天をあおいだり、悔しそうな表情を隠せなかった。

 山本は試合前まで5試合に登板し、3勝1敗、防御率0・93の安定感が話題を集めていたが、結局この日は5回5安打4四球、3失点(自責1)で降板、2敗目を喫した。何といってもメジャーワーストの4四球の”異変”が投球内容に影響を与えた。

 今回の怪物スキーンズとの投手戦は相手に軍配が上がったが、次回以降の巻き返しも注目されそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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