神戸残留か移籍か タイトル獲得の立役者 注目される武藤嘉紀の去就
「妻と子供たち、サッカーバカな自分に今までついてきてくれてありがとうございます。単身赴任で月に1回帰られるかどうかわからない中、子供が熱や風邪になるとうつるわけにはいかないと帰ることをキャンセルしたり、子供たちには腰を痛めてはダメだとだっこや肩車などしてあげられませんでした。授業参観、幼稚園の行事も何ひとつ行ってあげられることはできませんでした。そういった犠牲があってこのような素晴らしい賞、Jリーグ2連覇、天皇杯優勝それを成し遂げられたことは家族の支えあってのことだと思っています」
先の『2024 Jリーグアウォーズ』でMVPに輝いた際、こうコメントした武藤。全ての活躍における功績は家族の支えなくしてはなしえなかったと述べていた。2021年8月から神戸に加入した後は妻子を東京に残して単身赴任中だ。もともと両親も含めて家族絆を大切にしている。サッカー選手でもあるが、夫でもあり父親でもあり1人の人間でもある。年齢も32歳とベテランの域に入りつつある中、来季はどこでプレーするのか。残留か移籍かその去就に注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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