「今年1番良くなかった」2回途中ノックアウトの阪神・伊藤将の敗因を日本一の投手コーチ 佐藤義則氏が分析
さらに、メカニック上の問題についても言及。
「左の手が後ろに落ちすぎて、腕が前に出てこなかった。その分、変化球が高かったように見えた。変化球を投げるにはもっと前でリリースしないといけない。その分、ボールが高くなった」
と、伊藤のフォームの異変を察知し、低めに制球できなかった原因を分析したうえで、「これなら早く変えられて当然」だとした。伊藤将はこの日、1回3分の1で降板、プロ2年目にして自身最短KOと悔しい結果となった。
そして、この試合で佐藤氏が問題視していたのは攻撃面にもあった。
「森下も調子は良くなかったが、そこを阪神が崩すことができなかった。11回までに点数が取れない打線に問題があるかなと思っています」
と阪神が勝つためには野手陣がリードをつくり、リリーフ陣へ繋げる形がベストだと語る佐藤氏は、この日の試合で打線が繋がらなかった野手陣の不甲斐なさを嘆いた。
動画内では他にも、今季限りの引退を発表した糸井嘉男についても語っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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