「オオタニとジャッジは同じ分類ではない」白熱するMVP争いに米記者が提案!「“ワンウェイ・プレーヤー賞”を検討すべきでは?」

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(C)Getty Images

 熾烈なMVP論争が繰り広げられる中、米記者が新たな“タイトル”を提案した。

 エンゼルスの大谷翔平とヤンキースのアーロン・ジャッジは歴史に名を残すような活躍で2022年のア・リーグMVP争いを騒がせている。大谷はここまで投手では13勝、防御率2.43、196奪三振を記録。打者では打率.268、34本塁打、89打点を残している。一方で、ジャッジは現地20日(日本時間21日)に、今シーズン60号となる本塁打を放つなど、打率、本塁打、打点の打撃三部門でリーグトップに立っている。

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 二刀流として史上初の記録を残し続ける大谷と、驚異的なペースで本塁打を量産するジャッジ。『ロサンゼルス・タイムズ』紙のビル・シャルキン記者は白熱する2人のMVP争いについて、Twitterで「MVPはジャッジかオオタニか?ふさわしい候補者が1人しかいないという提案は、2人を軽視していないか?」と反応した。

 また、シャルキン氏は記事の中で「ジャッジの打席数は631であるが、オオタニは604打席に立ち、投手として593人の打者と対戦している。つまり計1197回のインパクトを与えている。このように投打で素晴らしい成績を残していることから、オオタニの価値は間違いなく2倍と言えるだろう」と述べた。

 さらに、「MLBはジャッジとオオタニを同じように分類することはできないと認めている。オオタニは投手/指名打者ではなく、「TWP」(二刀流選手)として登録されているからだ。ジャッジにはオオタニとは別の分類、『ワンウェイ・プレーヤー賞』を検討するべきではないか」と見解を示している。

 大谷は史上初の投打での“W規定クリア”が期待され、ジャッジはア・リーグ記録の61本塁打まであと1本まで迫っている。2人のMVP争いは、まだまだ終わりが見えない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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