「明らかなボールを全部ストライクと・・・」現役時代の「審判エピソード」を佐藤義則氏が告白!「おかげで218球投げ切った」
そんな佐藤氏は、その言葉通り、現役中に審判に助けられたという、あるエピソードについてこのように明かしている。
「1番助けられたのは、いつだかの西武戦で、延長12回に投げた時。その時の球審が、明らかなボール球を全部ストライクと言ってくれたんです。相手バッターはボールと思って全部見逃すんですが、どれもストライクで。おかげで218球投げ切ったことがありました。後から、その審判に、『どうしてあれストライクとってくれたんですか?』って聞いたら、『お前が一生懸命投げていたから』って言われましたね(笑)」
審判に助けられることもあると話す佐藤氏。それゆえ、今回の佐々木朗の件も踏まえ、自身の見解を次のように述べている。
「審判もストライク・ボールの間違えはある。それを態度に出すか出さないかですからね。ピッチャーもバッターと勝負しているわけで、そのために練習もしてきていますから。顔に出てしまうのは、悪いことではないと思いますね」と審判、選手とも冷静なふるまいを求めた。
良くも悪くも、審判の判定ありきで試合は進む。その中で、どう向き合い、付き合っていくかが各選手に求められそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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